Casa70をオプションのスチール台とご購入され、都内の住宅街のご自宅の中庭でピッツァやローストビーフをお楽しみのオーナー様の悩みは「雨」でした。たまに遊びの来られたお孫さんにおいしいピザをと思っていても、突然の雨で中止。お孫さんのさびしい顔を見るのはつらいそうで、雨の日でもピザが焼けるように屋根を付けたいとのご相談を承っておりました。お庭は3坪ほどで掃出し窓から出入りでカーサ70を使われておられましたので建物からオーニングをご提案いたしました。
ただ、難燃材とはいえテント地の下で火を焚くのはとご心配で、スチール製でコンパクトな屋根をご希望でした。
スチールの屋根材はいろいろありますが たとえば
このような角波材
窯口の張り出しが大きいので強度のあるルーフデッキを選びました。
骨組みはオプションのスチール台を利用してアングル材を使用。パードレで設計させていただきました。
ルーフデッキ取り付け金物もあらかじめフレーム材に溶接固定しておきます。屋根材の設計と材料は富山の精田建鉄さんにたいへんお世話になりました。
屋根材に煙突の穴ををあけておき取り付け、この穴あけがなかなか大変でしたが何とかうまく合いました。
これで 雨の日も安心、今までは使わないときはシートでくるんでいたそうで、シートをはがすのが億劫だったそうです。
ところでスチール台にDIYで取り付けた木製ボックスが重宝しているそうです。ぴったり収まっていますね。