パードレの販売する石窯は東興ジオテックの広島工場で作られています。
広島駅から約40分の東広島市の山際に建つ工場は物づくりに専念できるちょっと田舎です。
最寄りの駅は八本松で山陽本線の駅の中では最も標高が高いそうです。(海抜255メートル)広島からは急な登り勾配のため貨物列車はもう1台の電気機関車が後押しする鉄道ファンにはちょっとした名所です。
東広島市は広島大学や近畿大学のある学園都市で中心地は西条、この地は日本の酒都と呼ばれる 灘、伏見と並ぶ日本の三大醸造地の一つです。 10月には「酒まつり」となんともストレートな名前の朝から「日本酒を呑む」お祭りがあります。といっても結構女性やファミリーも買い物なんか楽しんでいるお祭りです。
さて工場は敷地は3.2ha マツダスタジアムがすっぽり収まる大きさです。
昭和37年に建てられたそうですが、当時は100人近い従業員が働いており社宅や寮も敷地内にありました。昔は裏山でマツタケがとれたそうで、お昼休みはみんなで裏山に入っていたそうです。
機械化された今では26名の従業員が勤務し、キャスタブル耐火材や石窯製品を製造しています。